福井にも初雪が降りました。
根雪にはならず、年末まで降りそうに無い感じで
今年も初詣は凍えずにすみそうかな・・・なんて思います。
娘も、なんだかんだ言いながら国家試験に向けて一歩一歩頑張っている様子。
おちゃらけている様だけど、生真面目な方だから任せておいて良いと感じています。
お兄ちゃんも、仕事に頑張れているんだろうなと・・・。
余り息子の仕事に首突っ込む訳にも行かないし、心配は心配だけれど
もう28歳だし、任せておくしかないと思います。
20歳の時に、社会へ出る前に、もう少し父親として関わってやるべきだったなと
そんなことを思うけれど、下手くそな父親なので後悔してもしようが無い。
なんとか、息子が会社辞める前に止めることが出来たことで善としなければ。
小さい頃から、膝を折ってお前達と関わってこれなかった下手くそな父親だけど
これくらいが精一杯なのかも知れないから許して欲しい。
それでも、今は幸せだなと感じることが出来ていますよ。
無事という幸せをひしひしと感じています。
お寺の御前のいつもの話だったんだけれど、
「何事も無い」ということは、とても幸せなことでもあるのだと。
取り立てて良いことも無いけれど、特に気に病む悪いことも無いというのは
心が落ち着いた良い状態なのだと話していた。
そんなことを、ふと想う年齢になったのかなと苦笑いしているんだけど。
昨日、センターの看護部へ行ってきたけど、なかなか大変な状況みたいです。
落ち着いているけれど、全てがキチッとルーティンに沿って流れていくようにしないと
私がいた頃のように、出たとこ勝負の行き当たりばったりなんてのは通用しそうも無い。
なにか、真っ白な紙の上に書かれた一本の線のようで、
幹部の皆さんの穏やかな笑顔の中に、張り詰めた緊張感を感じてしまいました。
あの頃事故防止委員会と呼ばれていた会合で、ヒヤリハットなんというモノも取り入れられて
その色々な取り組みも、ひとつの形としてきちんとまとめられ、どのようなケースでどのように対応していくと言うことがきっちり決められているのを見て、なにかちょっと息が詰まる感じがした自分がいたりして・・・。
ここで、生きてこられたかなぁって・・・そんなこと意識したんだろうかな。
辞めて、ガス屋として大雑把な仕事をしてきた性なのか
看護師として緻密な仕事を積み上げていくという事が、とてつもなく怖いことに感じられる。
まぁ・・・ガス屋としても、失敗が許されないのは同じなんだけど
部下をまとめて、ひとつの病棟の上に立つという様なことが、自分には想像出来なかったんだろう。
徹がブチ切れることがあるらしいから、私なんか絶対に無理だな。
ガス屋しながらでも、辞めたはずのセンターに小判鮫みたいにくっついて
あと10年、波をよけながらなんとか生きていけたらなって思う。
人に説明するのが難しい様な変な人生になっちゃったけど・・・
それはそれで楽しい人生なのかも知れないし
「看護師続けていれば良かったモノを」って、そんな声も何処かに聞こえそうだけど
どちらに進んでも、しんどかったと思うから。
せめて、センターの皆さんからは悪い印象を受けずにここまで来れてるし。
このままあと10年走りきることが出来れば、
「看護師辞めたけど、上手くやりきったみたいだな」と言ってもらえそうです。
別に誰かから評価されたい訳じゃ無いけれど、
ダメだったね。とは言われたくないだけのことか。
看護師続けてるみんなへの、負けん気みたいなモノなのかも知れない。
あと10年は身体を大切にして健康でいないとね。
さて、初詣までもう一踏ん張りです。