ume_boshiの          ブログ

人生の半ば、ふとした迷いから転職をしてしまった元看護師のぼやきです。

不良顧客はお断りします

6月頃だったろうか、近所の人から
「今まで入れてもらっていたガソリンスタンドが閉めたので灯油を入れて欲しい」と依頼された。
見に行くと、まだかなりの量があったので2ヶ月ほどして
8月に1回目の給油をして請求書を起こしたのである。100L弱だったか。(多分200Lタンクだと思われる)
その家は、とある会社を経営しているのでそこへ請求となっていた。
9月に集金に行くと、小切手で8000円と切られていた。
請求は8800円のはずなんだが、間違いではなく8000円にしてくれということであった。
800円値切られたという訳。
ぉぃぉぃ・・・灯油で1割値切られたら利益無いですよ。
仕方なく、会社の経理の人に事情を話して、これではうちの方は損をしてしまうので
対応致しかねる、今回で灯油のお取引を終わらせていただきますという旨の説明をして
帰ってきた・・・それで終わったはずだったんだが。

先日から、その家の婆さんらしき人が
「会社が値切った分は、次から私が払うから灯油を入れてもらえんか」と言ってきていたらしい。
無視していたら、今日は電話までしてきて灯油を入れてくれと言う。
うちでは1割も値切られたのでは仕事にならないからダメだと説明すると、またぞろ
「値切られた分は私がちゃんと払うから」と同じことを言っている。
こっちに言ってこないで、自分の家の中でそういう話をしないのか?
これから会社の方できちんと支払うからという話ではないのだね。
取引のあるガソリンスタンドで入れてもらってはどうかと説明すると
車の燃料は、全部現金で支払っているからガソリンスタンドとのつきあいはないという。
(ほぉ〜、どこのスタンドも相手にしない様な状態だった訳ね)
(そんなやり方してたら、誰も相手しなくなるわな)
そんなことを考えつつ、とにかく、会社で値切られた分を家の方へ取り立てにいったみたいになるから
そちらで話が出来ていないことに、こちらが関わるのはご勘弁願いたい。と言って断った。

第一、次からじゃなくて、まず1回目に値切った分を「ごめんなさい」と持ってきてからであれば
話も判らなくはないが、「次からは、次からは」と言われても、誰も信用しませんのよ、お婆さん。
たかが800円と思うだろうが、その「たかが800円」で信用を落としているのは、そちらのお宅であり会社なんですよ。
商売の信用は、支払いがどれほどきっちりしているかですから。
最初に、値切るのは汚いんでもなんでもないんですよ。交渉ですから、しっかりしているんです。
支払いの時に値切るのを汚いというのです。

とんでもなく安く買いたいのであれば、最初に言いなさい。
自分でポリタンク持って買いに行くのが一番安いです。そちらでどうぞ。


それにしても・・・
安い所を梳いて歩いて結局大損をする。
欲の為に出来もしない無理をしては、損ばかりしている。
知恵も度量もないから、人を信用することが出来ず疑いに疑って
結局、自分が割を食らっている・・・それなのに、そのことを理解も出来ずに生きている。
何度同じ様なことで躓いても、また同じことを繰り返す学習能力の無さ。
哀れな人間・・・まるでうちの父親の様な存在だ。
あの年代は、唯我独尊で変化出来ない哀れなのが沢山いるんだろうな。
少しでも、良い人間になる様に考えるということすらしない人だから。
俺は、少なくとも、「子供達に嫌がられる存在」にはならずに死んでいこうと思うよ。