ガス配送やら、灯油配達やら、検針・請求書配達やらと
駆け回っていたら、月末が来ていた。
請求書を配れば、しばしの空白というか、休める時間がとれる。
Kさんの所へ行ってみたら、母上が日赤からO病院へ転院になったんだとか。
痴呆症状が強くなっていて、もう自宅へ戻ってくることはないんだろうと話していた。
Kさんは、自分で介護を続けていたから、親の自宅の清掃をどうしようかと
頭を悩ませていた。清掃せずに、そのまま改装してしまう方法もあるから
どうしようかと・・・。
でも、今まで色々世話を焼いていたから、母上の面倒を見ていた時間が空いて
気抜けしてしまったのか、「この先どうしようかね」なんて
柄にも無いようなことを呟いていた。
体調が余り良くない感じで、仕事の方もやる気が出ない状態らしい。
口では色々言っていたが、やはり彼は真面目で良い奴なんだなと思う。
ただ、彼の母親や私の父のことを考えた時、
人は、余り長生きすると幸せで無くなる可能性が高いようだ。
幼稚になっていくというのか。子供達に迷惑をかけてしまうというのか。
父親として、尊厳を保ったままで逝きたいと願うばかり。
ただ、嫁さんより長生きしてしまったらどうしようね・・・。
先に逝った方が・・・
嫁さんは、一人でもちゃんとやっていけると思うから。
私は、一人になったら、きっとダメだわ(×_×)